生きられた庭「林間のTardiology」

キュレーター髙木遊による、京都府立植物園を舞台に開催されるガイドツアー形式の展覧会「生きられた庭」。その展示作品である野村仁「林間のTardiology」のプランニング。
本作品は野村仁「Tardiology」(1969年)の50年ぶりの屋外制作であった。限られた記録から設計内容を整理し、作家へのヒアリングを繰り返しながら制作方法の検討やエリアの選定を行なった。
「林間のTardiology」の崩壊過程は植物の生死の混在したエリアと繋がり合い、一つの風景を生み出した。

”重力エネルギーが満たされたことによる変形と崩壊。熟した果実が落ちるように。” 野村仁

髙木 遊 / プランニング / 2019

photography © 髙木 遊

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